Aroon(アルーン)でできるコピートレードとは?危険性やメリット・デメリットを解説
Aroonの口座を開設すると、無料でPrime Traderという選択型のFX自動売買ツールが無料で利用できます。
Prime Traderの特徴は、コピートレードができることです。
コピートレードという言葉は聞いたことがあるけど、どんな取引なのかわからない、違法性に対する不安などを感じている人もいるかと。
そこで今回は、Aroonでできるコピートレードについてご紹介します!
■コピートレードとは?
コピートレードとは、プロトレーダーと同じ取引を自分の口座でもできる手法のことです。
FXの知識や経験が浅い初心者も、コピートレードならプロ級の取引で利益を得られるチャンスがあります。
コピートレードは、完全裁量型、半裁量型、システム型の種類に大別されます。
- 完全裁量型:配信するトレーダー自らが全ての注文を行う
- 半裁量型:注文は基本的にシステムが行い、相場環境に合わせて配信するトレーダーが判断する
- システム型:全ての注文をシステムが自動的に行う
コピートレードでは、通貨ペアや取引量は自分で選択することが可能です。
一般的なFX自動売買は通貨ペアや取引量がシステムごとに固定されているケースもあるので、柔軟な取引ができる点はコピートレードの魅力と言えるでしょう。
取引量に関しては、口座の残高に応じて自動的に割合を分配することも可能です。
・ミラートレードとの違い
コピートレードに似た言葉に、ミラートレードがあります。
ミラートレードもプロトレーダーと同じ取引を自動的にできる手法です。
コピートレードと明確な違いはないため、FX会社によって名称が異なるという程度に認識で問題ないと思います。
・Aroon Prime Traderの仕組み
Aroonが提供するPrime Traderは、プロトレーダーの取引戦略に接続し、完全自動でコピートレードができるようになっています。
コピーしたいトレーダーの詳細ページからワンクリックで取引のコピーが可能です。
また、トレーダーの情報を分析した上で、ランキング形式で表示しているので、たくさんのトレーダーの中から優秀なトレーダーを簡単に見つけられる仕様となっています。
複数の取引戦略をコピーし、ポートフォリオにすることができるため、リスクの分散ができることもAroon Prime Traderの魅力ですよ。
■コピートレードに違法性や危険性はある?
コピートレードをする上で、違法性や危険性はないのか気になるところですね。
結論からいうと、コピートレード自体には違法性はありません。
ただし、日本国内のFXでは少し注意が必要です。
・日本国内のFXではコピートレードは難しい
コピートレードはプロトレーダーの取引をコピーする行為であるため、投資の助言や代理で投資を行う行為に近いです。
日本の場合、金融庁の規制により無資格の人が顧客に金融商品の購入を助言したり、代理で投資したりする行為を禁止しています。
そのため、国内FXでコピートレードを提供するためには、投資助言・代理業者の資格が必要です。
この事情からコピートレードを提供できる国内FX会社は限られています。
資格の取得は容易ではなく、時間もコストもかかることから、国内のFX会社はコピートレードの提供に消極的なんですよね。
・海外FXではコピートレードの提供が可能
一方、海外のFX会社は、投資助言・代理業者の資格の有無に関係なくコピートレードの提供が可能です。
そのため、多くのFXでコピートレードが提供されています。
ただし、海外FX会社でも取得している金融ライセンスでコピートレードを禁止していれば、提供することはできません。
なお、海外FXでも日本人向けにサービスを提供する際は、基本的に金融庁への登録が必要です。
日本の場合、資格がないとコピートレードは提供できないので、日本の金融庁に登録している海外FX会社が無資格であれば、コピートレードは利用できません。
・Aroonでコピートレードができる理由
Aroonは日本語でのサポートに対応していますが、実は海外のFX会社になります。
そして、現在日本の金融庁には登録していません。
そのため、海外のFX会社としてコピートレードの提供が可能となっています。
日本の金融庁に登録されていないために、Aroonは無登録事業者として警告が出されています。
しかし、金融庁に登録すると提供できるサービスが制限されてしまうため、Aroonはあえて登録をしていないのです。
その代わり、Aroonはベリーズ国の金融ライセンスを取得している企業によって、コンプライアンスにも徹底して管理・運営されています。
■コピートレードのメリット
FXでコピートレードを行うメリットは以下の3点です。
・たくさんのトレーダーから選んで取引ができる
コピートレードは、FX会社に登録されているトレーダー(ストラテジー)の中から好きなものを選び、取引をコピーできるようになっています。
提供されるトレーダーの数は多いため、様々な戦略を選んで運用することが可能です。
Aroonの場合、ストラテジーの数は300以上。
厳正な審査・モニタリングなどで収益性や安定性が望めるストラテジーだけ取り扱っているので、初心者も高度なFX自動売買ができます。
・ハイレバレッジで大きく稼げる
海外FXであれば、高いレバレッジでコピートレードができるのも魅力です。
日本の場合、規制によってレバレッジは25倍までしか設定できません。
一方、海外FXはその影響を受けないため、レバレッジ100倍や300倍など高い倍数での取引が可能です。
レバレッジをかければ、例えば10万円の資金でも100倍なら1,000万円、300倍なら3,000万円の取引ができ、うまくいけば大きく稼げます。
しかし、ハイレバレッジの運用は初心者だとプレッシャーが半端ないですよね。
コピートレードならプロトレーダーの取引が反映されるので、ハイレバレッジの取引の成功率も高まります。
・急な相場変動にも対応しやすい
一般的なFX自動売買は、取引ルールが設定されているので、特定の相場には強いものの、急な相場変動には弱い傾向があります。
しかし、コピートレードは通常、トレーダーがリアルタイムでトレードを行っているので、相場の急変にも適切な対応がとられます。
ただし、完全システム型のコピートレードは、自動売買システムの性質が強いので、急な相場変動には対応しにくい点に注意が必要です。
■コピートレードのデメリット
コピートレードにはデメリットもあるので、その辺も確認しておきましょう。
・運用の成果はトレーダーの戦略・実力次第
コピートレードで利益を増やせるかどうかは、正直トレーダーの戦略や実力にかかっています。
過去の実績や分析結果から実力のあるストラテジーを選ばないと、なかなか利益を伸ばせません。
また、どんなにベテランでも負ける時は負けます。
そのため、一点に集中させずに分散投資することはコピートレードでも重要ですよ。
・成果報酬の支払いが発生する
コピートレードの場合、コピーしているトレーダーに報酬を支払わなければなりません。
そのため、手数料として利益や月額利用料から徴収されています。
この報酬が高かったり、何も考えずにたくさんコピーしてしまったりすると、成果報酬の支払いが負担になってしまうので注意が必要です。
トレーダーへの成果報酬がどのように天引きされているのか、どれだけ引かれているのか、確認するようにしましょう。
今回はAroonでも対応しているコピートレードについてご紹介しました。
日本ではコピートレードを提供しているFX会社が少ないため、コピートレードをしたい時はAroonなど海外FXの利用を検討すると良いと思います。