FX初心者は長期運用がいい?メリットとデメリットをご紹介
FXは取引期限が決められていないため、デイトレードなどの短期売買からじっくり時間をかける長期投資までできます。
短期と長期ではどちらのほうが稼ぎやすいのか、気になっている方もいるでしょう。
トレードスタイルは人それぞれ異なるので、どちらが稼ぎやすいというものはありません。
しかし、初心者の場合は長期運用のほうが良いと言われています。
どうして長期運用が良いとされているのか、そのメリットとデメリットをお話しします!
■FXの長期運用のメリット
FXの長期運用では、以下のメリットがあります。
- 短・中期運用よりも取引コストが安価
- スワップポイントを獲得できる
- 短期的な値動きに翻弄されない
長期運用の場合、短・中期運用と比べて取引回数が少なくなります。
そのため、総合的な取引コストが少なくあるというわけですね。
あと、ポジションを保有している間、スワップポイントを獲得することができます。
スワップポイントとは、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買った場合に、その通貨間の金利差が支払われる仕組みです。
売却益だけではなく、スワップポイントで稼げることも長期運用ならではのメリットですね。
さらに、為替相場は常に変動しており、突然値下がりや値上がりすることがあります。
ただし、その変動は一時的なもので、すぐに元の相場に戻ってしまうケースも珍しくありません。
短・中期運用は売買のタイミング次第で損得に影響が出るため、常にレートを気にしながら取引しなければなりませんね。
その点、長期にわたって保有することが前提であれば、短期的な値動きに振り回されず、冷静な取引ができます。
■FXの長期運用のデメリット
FXの長期運用のデメリットは以下のとおりです。
- 塩漬けになる可能性がある
- ロスカットされる可能性がある
塩漬けとは、売ることで損をしてしまう考えから、やむを得ずポジションを長期保有した状態を指します。
長期保有にメリットがあるとはいえ、下落が続く場合は必要に応じて損切りをすることが大切です。
損切りせずに放置を続ければ、強制ロスカットされて利益が出ない可能性もあります。
これらのデメリットを避けるためには、トレードルールを定め、相場とトレンドに沿って売買判断をしていくことが大切ですよ。
■FX自動売買で稼ぐなら長期運用を心がける
Aroonなどの自動売買ツールを活用する場合は、長期運用を心がけましょう。
初心者でよくあるのが、損失が出たからとすぐに自動売買ツールの使用を止めてしまうことです。
短期間の運用では、自動売買ツールの真価を明確にすることはできません。
たまたま相場とプログラムの相性が悪く、損失が出てしまった可能性も十分に考えられます。
使える自動売買ツールであるかどうかは、しばらく運用してみないと結果はわかりません。
そのため、損失が出てもすぐに使用するのを辞めず、しばらくは続けてみることが大切です。
ちなみにストラテジー選択型のAroonは、複数のストラテジーを組めるので、リスクを分散しながら運用できるので便利ですよ。
しかもデモトレードも利用できるので、試運転で確認できるのも安心して使える要素になっていると思います。