Aroon(アルーン)は仮想通貨で素早い入出金が可能
FX自動売買を始めるためには、運用資金の入金が必要ですね。
Aroonの場合、入金と出金の対応は仮想通貨(暗号通貨)のみとなっています。
入出金が仮想通貨になってしまうのはAroonのデメリットですが、送金速度の速さにメリットがありますよ。
■Aroonの入出金は世界最短・最速
Aroonの入出金は24時間以内に反映されるので、世界最短・最速レベルの早さを誇ります。
海外FXの場合、日本円を送金先の法定通貨に交換した上でFX口座に送金する形となります。
着金までの所要日数は通貨や受け取り国、中継銀行の数などによって異なり、早くても1営業日、長いと5~6営業日はかかってしまいます。
また、土日や祝日など休日が挟まれば、着金までさらに時間がかかってしまうことがあるでしょう。
一方、中央銀行などに依存しない仮想通貨は、素早い送金が可能な通貨になります。
そのため、Aroonは素早い着金でスムーズなトレードを実現するために、入金・返金手段を仮想通貨に限定しているようです。
■Aroonの入出金に対応している仮想通貨は2種類
現在、Aroonが入出金に対応している仮想通貨はビットコイン(BTC)とテザー(USDT)の2種類。
各仮想通貨の特徴は以下のとおりです。
・ビットコイン
ビットコインは、世界で初めてブロックチェーンと呼ばれる技術を用いて作られたデジタル通貨です。
現在流通している仮想通貨の中でも圧倒的な知名度を誇り、時価総額もトップをキープし続けています。
そんなビットコインは、2008年10月にネットに投稿された論文を元に開発されたそうです。
ブロックチェーン技術は、ビットコインの取引記録をまとめた台帳の役割を果たしています。
取引データをブロックで管理し、そのブロックを一つのチェーンにして、複数のネットワークで分散管理する技術となっています。
分散型された各台帳から取引の整合性を照合できることから、改ざんに強いのが特徴。
また、インターネットの環境があれば、世界中どこにでもスピーディーに送金できる特徴もあります。
・テザー
テザーは、2015年2月に発行が開始された仮想通貨です。
ビットコインとは少し異なり、テザーはステーブルコインに分類されます。
ステーブルコインとは、法定通貨と連動する通貨であり、テザーは世界初のステーブルコインとして誕生しました。
テザーの場合は、米ドルの価格と連動している特徴があります。
米ドルがテザーの価値を担保するため、他の仮想通貨に比べて価格の安定化が図られています。
値動きが緩やかなので、送金用としては使いやすい通貨と言えます。
Aroonでは元々はビットコインだけの対応でしたが、現在はテザーでも入出金が可能です。
同じ仮想通貨でもそれぞれ特徴が違うので、自分に合った通貨を選択して入出金をすることも大切ですね。
■仮想通貨の入出金に対応しているFX会社は増えている
海外FXでは、Aroonにように仮想通貨での入出金に対応している会社が増えています。
主要海外FX業者では、FXGTやExnessなどがあります。
今まで仮想通貨を持ったことがなかった人には少し高いハードルを感じるかもしれませんが、対応しているFX会社が増えていることから、仮想通貨は通貨として受け入れられつつあることがわかりますね。
今後、仮想通貨を使った入出金がFX業界で定番化する可能性は十分にあり得ます。